のんびりなぴあの

ピアノの練習記録とおひとりさまの日常です

記号が意味を持つ瞬間

科学のラジオの「タマムシ色のドレス」から、「玉虫厨子」を思い出しました。
昨日までは「たまむしのずし」が自分の口から出る事なんかなかったし、例え聞いたとしても、教科書の隅の小さな白黒写真を思い出すくらいで、それが何に使われてたとか、誰が作ったとかどうでもよかった・・・


「玉虫厨子」っていったい何???
法隆寺にある「あれだよね」ぐらいの認識。(あれとしか言えない💦)
それで、いろいろ調べているうちに、すごい人が紹介されているサイトに行きついてしまいました。



にわか昆虫オタクとしては、【中編】のタマムシの研究成果に興味津々でしたが、【後編】の、タマムシが大陸と日本の文化交流に一役買っていたかもという話は驚きでした。
そして1500年後に再びタマムシを通しての交流が出来たことも。



これまで、「たまむしのずし」というただの記号だったものが、急に意味を持ったものに変わった瞬間でした。
科学のラジオの「タマムシの色は色素ではなく構造によるもの」というのが、死んでも変色せず調度品に使われていたことに繋がって、タマムシの生態を研究している人を知ることができて面白いなと思いました👍